My Kimono Life In Melbourne//メルボルンでの着物生活をちょっと紹介
2014/03/31 (Mon) 娘の7歳のお祝いに

月日はどんどん過ぎますね・・ 大丈夫でしょうか 私? 

最近やっと下の息子が幼稚園に行き始めました。週2.3日ではありますが、自分の時間が数時間持てるようになりました。上の娘が産まれてここまでくるのに7年以上待ちました。

時には自分の時間が持てず、行きたいところにも行けず、イライラしたこともありましたが 絶対子育ては幼稚園に行くまでは100%時間がある限り向き合っていたい という意思は変わらなかったので、それが出来たことは嬉しいです。

そろそろ子供の方から外の世界に歩き出して行く時になりましたので、ちょこちょこ自分のやりたかった事にも手をだして行こうと思います。

一番に娘の七歳のお祝いに着物を着せました。いつもいつも私の着付けの練習代になってくれる娘 男児の袴も文句をいわず着てくれるいい子です。この日は練習台ではなく彼女のためにスタイリング&着付けです。

何度も家でリハーサルして帯結びも練習して・・でそれも文句も言わず必死に耐えてました。 

普通の子なら着物を着せてもらう事は特別な事なんでしょうけどウチの場合は何度となく練習台で着せられているので、「また~?」ってな顔で付き合ってくれてます。 笑

最初は古典的なオレンジ着物、1度日本で買ってきた違う着物を着せてみたのですが、納得いかずもう一度違うものをネットで購入しました。
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これの写真は一応両家の両親に送る用に普通に撮って・・ それだけ撮りあえたところで大人の遊びが始まる・・
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ヘアメイクはYumiさん。私のやりたい感じのスタイルを誰よりもわかって現実化させてくれるすばらしいアーティストです。
娘はYumiさんとは産まれた時からのお付き合い。あれから7年経ったんだもんね、月日が流れるのは早いね。
Yumiさんは彼女の頭に大きな特大お団子をつくってくれました。 

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最初はお団子1個 

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1個追加

そして衣装チェンジ。
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これは娘がまだ2歳くらいの時に出会った着物でしょうか。 もうひと目見て娘に着せたいと思いました。 こんな昭和なりんご柄、なかなか今じゃありませんよ! やっぱり私は昭和柄が大好き! いつかこれを着てくれる娘を夢見て5年待ちました。
彼女も予想以上にこの着物が似合う趣のある少女に育ってくれました。


かなり大人の遊びに付き合って、最後は文句ばかりでしたが、お母さんは満足!
本当にありがとう 娘!
日本人には日本人なりの美しさがあるというのは 年齢など関係なく着物を着るとさらに感じます。

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こうして改めて自分の娘を見ると、少女なりにも幼さの中に女の色気を感じるし、その女らしさを引き立たせてくれる美しい衣装をもった私達はなんて幸せなんだろうと思わざるをえません。

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最後に娘のこの写真をメルボルン情報誌「Dongon Net」のYumiさんのコラムに使っていただきました。
これもいい記念です。


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2012/09/23 (Sun) 七五三のお写真

思い起こせばもう4年前の出来事、月日の経つのはあっという間です。

かわいい3歳の女の子の七五三の撮影のためにと着付けのご依頼を受けました。

その頃彼女は小さくあどけなく、それはそれはかわいいお嬢様だったのです。彼女の弟はまだその頃赤ちゃんで、廊下をハイハイしていたのを覚えています。

が、数年後偶然にその弟さんと自分の娘が日本語幼稚園で一緒になりました。最初はその子の成長ぶりのすごさに、面影が全く無く、お母さんにお会いするまでどこのお子さんか分かりませんでした。

そして今年、自分の娘が小学校に入り、また偶然にもそのお嬢さんと同じ学校になりました。彼女もあの頃のあどけなさは?と思うくらい綺麗なお姉さんに成長していました。

嬉しい事に今年になってそのお嬢さんが7歳、弟さんが5歳という事で、また着付けのお手伝いをさえていただける事になりました。

彼女が着たのはお母様が小さい頃七五三で着られたものと同じ物、何年経ってもこうやって思い出とともにまとえる着物ってやっぱり素敵です。帯も最近では作り帯が主流な中、昔ながらの立派な袋帯をお持ちでしたので、7歳の女の子らしく可愛いくありながらも文庫とは違うちょっと個性を出した結び方にさせていただきました。

弟君には丁度私が友人から将来の私の息子にといただいていた着物がありましたので、それをお貸しし、袴は私が息子にいつか着てもらう様にとこちらのスーツの生地を使って(私にしてはめずらしく)手縫いでチクチク作ったものを穿いていただきました。弟君の足がとっても長かったのでちょっと足が出ちゃっていますが・・ご愛嬌。
上が三歳の時のお写真です。そして下2つが今年・・

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こうやって何年経ってもまた思い出作りのお手伝いをさせていただけるって嬉しいですね。
次は彼女の成人式かな?

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2012/01/15 (Sun) Back To Roots

ある時友人でもあるRieさんから帯をいただきました。それは日本の帰った際に持ってきていただいたもともとはRieさんのご実家にあった帯。多分おばあちゃんの物だったのかな・・?

自分ではもう使わないので私に使ってと言っていただいたのですが、折角なのでRieさんいつかこの帯締めて写真だけでも撮って日本のご家族に見せてあげなよ。という話はしていたのですが、お互い幼い子供を2人抱えている状態なのでなかなか実行に移せず、月日が流れていっていたのです。が!ある日、Rieさんがフォトグラファーでもある旦那様にその話をしたところ、その旦那様が写真を撮ってくれる事となり、話が急ピッチで進む事となり撮影が実現しました。

スタイリングのアイデアはRieさんの作ったアクセサリーから、民族的なアクセからインスパイアされてそれでも日本にいるご家族み見せることも出来るくらいの着物の体系の基本を崩さないようにしたスタイル。家族(起源)に返る「Back To Roots」というコンセプトで帯も素敵に見えるようにやってみました。もともととてもセンスのよいご夫婦なので、私は着物の提供と着付けと少し小物のアドバイスをしたくらいで、あとは彼女たちなりのスタイルを任せたら本当に期待以上に素敵になりました。

普段はあまり着物を着る機会がなかった彼女ですが、彼女のテイストを盛り込んでいったら本当に違和感なく着物に溶け込んでくれました。

1つだけ予想外だったのが、撮影がむちゃ風の強い寒いビーチだった事、一応シーズン的には初夏だったので、袷の着物での撮影はかわいそうだと思い襦袢は着せず衿だけつけて着物を着せたのですがこんな事なら襦袢着せてあげればよかった。かなりRieさん的には厳しい撮影になりました。でもその風のお陰でいい感じの写真が出来上がってきました!やっぱそこらへんは夫婦のコミニュケーションですね。撮影時の2人の愛称はばっちりでした。

そして出来上がってきた作品はなんとも彼ららしいすばらしい作品。
またこうやって誰かのお手伝いができればいいなと思っています。
Photographer: Luke Brice
http://lukebrice.com/
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2012/01/13 (Fri) きっかけ

まずは、何で私が着物を着始めたかという理由ですが、今からかれこれ12,3年前インドを放浪していた時代、そこに生活するサリーを身にまとった女性があまりにも美しく衝撃的だったから。普通の生活の中に自分の国の衣装がある。その姿は周りの景色と溶け込んでいたからこそ際立ってみえたのでしょう。そして帰って来てから私も自分の国の衣装が着たいと何の和服の知識のないまま着物の世界へと飛び込んでいったのですが、これがまた結構「似合った」んですよ。洋服を着ていた時には感じなかった初めて体感する「似合う」という感覚。それもそのはず インド人がサリー着て似合わない人がいないように日本人というDNAで着物を着ていたらそれは似合わない人はいないでしょう。そこから数年後に「KIMONO姫」なんかの雑誌も出始めて、もう着物街道まっしぐらになりました。

でも、自分の好んで着るのはKIMONO姫にその頃よく出てきたようなアンティークな古典柄というよりは「21世紀の日本の景色に溶け込む」というような物、どちらかというと黒やモダンなもので洋服の延長といった感じ。洋服で着ていたものが似合わなかったリベンジみたいなものもあり、その好きだった洋服のテイストをそのまま着物に持ち込んで着ているといった感じでしょうか。それは今でもあまり変わっていないのですが、私のとりまく環境があまりにも変わってしまった。それはオーストラリア移住。

今まで私のコンセプトにしていた「21世紀の日本の景色に溶け込む」てのがここで通用しなくなってしまったのです。それはそのはず、ここは日本ではない。着物を着ていても景色と溶け込むこともなく、外国人という立場をあからさまにするだけ。日本びいきの方が褒めてくれたりもしますが、どちらかというと私のあまり着ない古典柄の方が皆様お好きなようです。もちろん日本の事をあまりよく思っていない方もいらっしゃると思います。私はまだそう言った人たちに出会った事はないけれど、多民族なこの街ではやっぱり色々あるので、着物を着て女で人気の少ないところで1人歩きはあまりする気もならないけど それでもやっぱり着物が好きで、でも着る機会もあまりないし・・どうせ買えないし・・正絹のお手入れも出来ないし・・のジレンマがここ数年続きましたがある事をきっかけに何かがちょっとふっきれたのです。

そのある事とは、こちらで活躍する日本人メークアップアーティスト Yumiさんからのお誘い。今度写真を撮るのでモデルの着付けをお願いしたいとの事。そしてそのモデルの子の写真をもらったらもう一目ぼれ。この子に着物を着させる事ができるなんて・・前々から東欧系のヨーロッパ人顔を持つ女の子に着付けをしてみたいと思っていたのです。(彼女は普通にオージーだけど)まさにドンピシャ! それというのもハリウッド的ないかにも西洋人の方に着付けをすると、う~んそれはそれでまたいいんだけど・・表現はおかしいけどお茶漬けにマヨネーズみたいになる。せっかくお茶漬け食べたいのになんかお茶漬け食べてる感じがしない?新しい食べ物して食べれればおいしいだろうけど そんな表現で伝わるか?しかし私はスモークサーモン顔の子には絶対お茶漬け、いや、着物は合う!そしてそれはお茶漬けの具としてもおいしいと確信していた!彼女はまさにスモークサーモン これは面白いぞ。 

そしてコンセプトもただ綺麗に着つければいいだけとは違い、どうその世界感を表現できるか。かなりYumiさんとはスカイプや忙し中ウチに来てもらって打ち合わせ。ある着物は限られているけれでもその中でどう最大限に素敵にみせるか。無いものはおトラさんと作りあい、私は子供が寝た後普通ではない着付けの練習。小物手作りにおわれ睡眠不足。でも!すごい充実。毎日その事で頭がいっぱい。久々に子供の事以外で頭の中が占領されたのです。

そして当日、1歳の息子は旦那に預け、4歳の娘だけを連れてスタジオへ。そこにはまた素敵なフランス人の女性フォトグラファー
そしてかわいいモデルとYumiさんと私、朝から晩までみんなで燃えつきました。私はつまんなそうにたたずむ娘のご機嫌をとりながらなんとか全てを終え燃え尽きた灰になって家に帰ってきました(旦那が息子の晩御飯とお風呂をやっておいてくれなかったら私は死んでいたでしょう)
それから自分はこの国で色々な人に着物を着せる事が楽しいんだと確信したのです。
自分の持っている着物はほとんどもうかわりばえもしない。これからもそう変わるものでもないだろう。日本にいる時のようにすぐに手に入るものでもない。自分で着るにももうわかってるし・・でもこちらにいる他の人達には着物は非日常。そこで少しでも非日常の楽しみを味わってもらって嬉しいと思ってもらえたら私にとってもそれは非日常な楽しみになる。
また少しづつではあるけれどだんだんと出来てきた着物友達との意見交換も楽しい。自分は自分なりのスタイルでこのオーストラリアで着物のあり方を考えながら楽しんでいこう。そう思ったのでした。
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海外(特に英語圏)に住んで着物を着ているいると現地の方に色々質問されます。 そんな時にはこれを読んでおくとかなり重宝します。

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